私はこれまで5回転職をしてきました。
それぞれ辞める理由はさまざまですが、「辞め時」というタイミングがあるのが事実です。
今回のお話は、「会社の正体について」です。
会社って極端な話 「人生の時間を切り売り」しているようなものです。
せっかく「切り売り」するのだったら もっと多くのことを手に入れようというお話です。
最期まで読んでいただけたら幸いです。
社員はただの労働者
会社という組織は、最高責任者 つまり代表取締役によって運命が決まります。
「そんなことはないよ 会社は社員あっての組織」
なんて言っている人
あなたの脳は、都合良く改変されています
会社という組織は、究極な話を言うと
社員がいなくても儲かる手法があれば 社員など雇う必要がないんです。
儲けるために人を集めて仕事をさせるわけで、社員は、ただの労働者です。
そこを間違えないようにしないと「会社に依存」してしまいます。
会社は経営者と株主のためにある
会社という組織は、社員がどんなに頑張っても代表者が失敗したら潰れます。
優秀な社員がそろっているから大丈夫なんてことは幻想でしかありません。
日本がこれまでやってきた
「頑張ればきっといいことがある」なんてものは夢物語
です。
会社が儲かっても社員に還元しないなんてことは、たくさんあるのです。
労働者は、株主と経営者に配分され社員は、そのおこぼれをもらう
と言う仕組みです。
なぜなら会社は、経営者と株主のためにあるのです。
2023年12月20日のダイハツの記者会見をみれば会社の本音が見えます
東京都内で会見したダイハツ社長の奥平総一郎氏は、「(ステークホルダーの)信頼を損ねたことについて改めておわびする」と陳謝したうえで、「自動車メーカーとしての根幹を揺るがす事態であると大変重く受け止めている。不正が行われた環境を生み出した責任は経営陣にある」と強調した
「(ステークホルダーの)信頼を損ねたことについて改めておわびする」と陳謝
ユーザーに対しては信頼を損ねていないのでしょうか?
会社は、経営者と株主のためにある
よく覚えておいてくださいね
都合の良い教育
日本はこれまで教育という職業訓練の仕組みと組織でのあり方を学ばせてきました。
この仕組みは、会社という組織の都合の良い人材を輩出する仕組みなのです。
ですから誰かが突出しないように平均になるように教育されます。
突出した頭脳の持ち主(いわば 天才)という人にとってこれほど居心地の悪い場所はありません。
ここまで 会社という組織について学んできました。
では、会社という組織を利用するためにどうすればよいかについて考えてみよう
会社を利用する
会社 特に日本の企業は、特殊能力を持っていても 横並びからスタートします。
給与は、役職が上がらなければ 基本給与は、上がりません。
インセンティブ制度を除いて 社員の給与は一気に上がらないのです。
しかし、よいところもあります。
それは、人脈です。
会社勤めをしていると 実に多くの人に出会います。
取引先、協力会社、昼食で隣になった人、帰り道が一緒な人
学校時代と違い 年齢、仕事、役職、地位など 幅広い人に出会います。
そう、ここが重要で
多くの人に出会うことで自分の引き出しを増やすのです。
会社勤めは、毎日同じような作業を繰り返します。
そこに新しい発見や引き出しなど生まれません。
ある程度慣れたら(一部の人を除いて)延々とおなじことを繰り返します。
仕組みを覚える
会社生活の中で人脈を広げたら 次は、仕組みを覚えることです。
仕組みとは、
「勤めている会社が、どのように運営されているか?」
ということです。
会社は、1000社あったら1000通りの仕組みがあるので おなじものはありません。
社長、部長、課長に係長などのように役職が振りわけられ タスクと責任、それと社員管理が行われます。
社員は、歯車ですから ギリギリまで壊れないように働かされます。
その管理を役職が監視するのです。
最終決断は、代表者 つまり社長が行います。
例外もあると思いますが、代表者の方針が会社の運命を決めるのです。
このピラミッド型が会社の基本となっています。
このやり方が正しいかどうかは、置いておいてこのピラミッド型はトップの判断が間違ったら全部崩壊するという弱点を持っています。
社長がこけたらぜんぶこける
社長(経営者、代表)の方針で会社をどのように利益を生むかという方針が決まります。
例えば、液晶にこだわりすぎて 経営難になった会社とか
雇われ社長が、目先の利益をごまかすために何代にわたって帳簿をごまかしてきた大企業
最新のニュースでは自動車会社が何十年も不正をやっていた。
※代表は、知らなかったと行っていましたが、そんなわけはない
数えたらたくさんありますね
ここからわかることは、社員が優秀でも社長の判断が失敗したら会社は崩壊するのです。
そして、社員がやらかしたことは、社長が責任を持つわけです。
歯車なりの生き方がある
さて 会社という組織がどのようなものであるか?
ということを理解できたと思います。
その中で私たちはどうやって生きて行けば良いのかについてヒントを差し上げます。
仕事は自分のためと思う
仕事は、給与を稼ぐもので会社のためにしてはいけません。
仕事はじぶんのためにするのです。
数字で給与が上がるなら 頑張りましょう
何もしないでも給与をもらえるなら それでいいと思います。
仕事でノウハウをつかんだら それを生かす何かをみつけましょう
という具合に自分のために仕事をするのです。
多少 気が楽になったでしょう
いつでも逃げられる準備をしておく
会社の状況が危うくなったら すぐに逃げましょう
会社が低迷状態から回復するなど 奇跡的なことで
よく「ドン底からのV字回復」と報道されますが
「めったにないことなのでテレビに取りあげらる」
ということを忘れないようにしてください。
多くの会社は、一度下降基調に入ったら 下降線を止められず消滅します。
もし、回復できるとしたら 社長交代、思い切ったリストラ、奇跡的な時流に乗れた場合です。
つまり「運がよかった」ということです。
会社が下降線に入ったら 次の居場所を考えてください。
今の時代、転職などあたりまえで 転職サービスなどいくらでもあります。
エージェントに登録するのもよいでしょう。
つまり いつでも逃げ出せる体制をつくっておくことが重要です。
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早期退職がはじまったら すぐ乗っかろう
会社の経営がやばくなったとき 最初に行うのがリストラ
コロナ禍前にも大きな企業のリストラがありました。
もし、早期貸借社制度が発令されたらすぐに乗りましょう。
条件の良いのは最初だけ ごねても無駄です。
自分は、前職で早期退社が発令されたとき 20人の部下を抱えていましたが、責任があると感じて早期退職者制度を使いませんでした。
一年後退職したのですが、なにもありません。
部下の多くは、早期退職を使って辞めていきました
それが正解です。
その会社は、今は別の企業の傘下になってほぼ入れかわってしまいました。
最初に手を上げれば 多くのカネをつかめrたのに失敗です。
転職のコツ
これまで記事にしてきたので参考にしてください。
間違えてはいけないのは、給与が下がる転職はなるべく避けること
ただし、年齢が上がるにつれて 条件が厳しくなるのでそこは妥協もありです。
もうひとつは、転職先の情報を集めることです。
ネットで検索すれば 口コミサイトも多いのですぐにわかると思います。
ただし、会社を辞めた人は、辞めた会社をよく言わないので本当かどうかは、複数の意見を必ず確認しましょう。
多くの人と面接する
転職の機会など一生のうちそう多くはないので できるだけたくさんの人と面接をしましょう
面接をすることで 転職のコツがわかってきます。
大切ななのは、面接の後にメモを残すこと 気がついたことを記録しておきましょう。
辞めるときは躊躇しない
辞めるときは、波風立たないように辞めましょう。
ゴタゴタが起きると気分的によくありません。
また、引き留めがあったら 給与面のアップを要求して様子を伺うというのもいいですよ。
会社がどれぐらい あなたを必要としているかわかります。
と言っても戻ることはありません。
転職先が決まったら 速やかに会社を離れることです。
もし トラブったら 退職専門の会社があるので相談してみてください。
転職回数は気にしない
転職は、自分のスキルアップ=給与アップのために行うものです。
もちろん、別の仕事をしてみたいと思ったらかまいません。
どんどん 挑戦してください。
プログラミングの勉強をしてエンジニアになることもオススメします。
自分は、60歳を過ぎましたが、エンジニアとして働いています。
やらないで後悔するなら実行したほうが、あとになって後悔するよりずっと素晴らしい人生だと思います。
ですから 転職回数に関しては気にしないでください。
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まとめ
会社というものが、わかってきたと思います。
会社は、あなたのめんどうを見てくれません。
いらなくなったら ポイ捨てです。
そのとき大事なのは、会社生活で繋がってきた人脈です。
人脈から 新しい仕事が見つかるかも知れません。
どうでしょう 会社に依存しない生き方を考えると気が楽になりませんか?
もちろん 福利厚生がきちんとしていて 会社が面倒をみてくれるというところがあると思います。
でも、それは、人材確保のためであって 社員のためではないのです。
ここを間違えると社畜になってしまうので気をつけてください。
というわけで 今回は、ここで終了します。
また、おもしろい話が出てきたら このブログで記事にしますので読んでやってください。
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