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退職者が多い会社は、バカなリーダーを許している経営者に責任あり

自分は、40年以上 会社という組織の元で仕事をしてきました。
現在は、定年退職した会社で契約社員として仕事をしています。

転職歴6回という経歴で数多くの会社を見てきました。

そこで経験してきたことを中心に退職者が多い会社について話をします。

題して
退職者が多い会社は、バカなリーダーを許している経営者に責任あり

最後まで読んでいただけたら幸いです。

転職

ひとつの企業で同じ分野を続けている人は、尊敬します。

自分は、コンピュータ屋ですから、その企業で自分のスキルが生かせないと思ったら転職します。
給与だけではなく、仕事の内容重視です。

汎用機には、未来がないと感じて、汎用機のエンジニアを辞めてUNIX/Windows/LANを取り扱う企業に転職しました。

より大きな、プロジェクトをやりたいと
IBM系列の会社に転職しました。

インターネットの世界が来ると感じて、Windows95の前年に立ち上がったばかりのeコマースの企業にほぼ初期メンバーとして仕事をしてきました。

というように

その会社でやり残したことがなくなったり
次のステップを目指したり

と転職した理由は、様々ですが、人間関係で辞めることはありませんでした。
転職が多いのは、加速度的な成長をする「コンピュータ屋」の宿命だと思っています。

個で戦うチームを率いてきました

今は、知りませんが、昔気質の「コンピュータ屋」は、一匹狼的な人間が多いイメージです。

役職をもっても第一線でキーボードを叩き、自分の腕を磨き、部下に圧倒的な技術力をみせつけ統率してきました。

一方、自分より腕のいいエンジニアは、素直に認め、重用な仕事をさせてきました。
ある意味、会社組織のなかで「個で戦うチーム」でした。

時代も、かわり、プロジェクトチームを組んで仕事をするようになると「人の管理」をしなければなりません。

しかし、現役 技術者にそんなことできるわけは、ありません。
コンピュータ業界では、プレイングマネージャーは、不可能です。

## 早期退職者で崩壊
自分がリーダー時代、幸運なことに「馴れ合い」ではなく「個の強く、超優秀な連中」が集まりました。優秀なので「リーダーがほったらかし」でもきちんと仕事をしています。

ある日、CEOの投資が失敗しそれまで絶好調の会社が転落してゆきます。

「早期退職者」を募るほどヤバかったのです。

そのとき
「自分の部下は、全員、速攻で応募しました」

まぁ
「彼らなら ここには、残らないだろうな」
と思っていたので気にもしません。

社会人としたらダメでも結果を残せば問題なし

チームは「会社のトップ10」に入るほどの能力の持ち主たちです。
その後の会社のダメージは、大きかったと思います。

自分も辞めようと思ったのですが、顧客のために1年間、後始末をして退職しました。

社会人としたらダメなやつもいたけど、そんなことは、結果を考えたらどうでもよいのです。

「コンピュータ屋にとって システムが、動くかどうかが最重要なのです」

そこを理解しないでやたら規則に当てはめようとするバカ企業はこちらからおさらばです。

今でも、彼らは、いろいろなところでで活躍中です。

残念なグループリーダー

ある会社に勤めていた話です。

早期退職精度でもなく、会社も儲かっているのに
「次々と社員が辞めてゆくグループ」
がありました。

セクハラでもパワハラ(これはあるかも)でもありません。

原因は人望がない無能なリーダーがいたからです。

敏感な社員

無能なグループリーダーは、

「能力が劣っているのに地位を得た人」
でした。

経営者に気に入られていると言ってもいいでしょう。

彼は、権限があるので

「自分の意見を主張ばかり」
「部下のアイデアや進言を聞かなあい」
「聞いたとしても理由を説明しないで却下」

リーダーのアイデアや企画が、成功すれば少しは違っていたかも知れませんが、
明らかに「能力不足、知識不足」なので失敗の連続です。

これでは、
「有能な人は、辞めます」

見て見ぬふりをしている経営者

問題なのは、この「リーダー」を見て見ぬふりをしている経営者です。

部下が次々と辞めることに対して
「責任を問わない企業体質」

こんな雰囲気に社員は、敏感です。
「この会社にいても未来がない」

と思ったら

「辞めます」

企業の業績が良いのに社員の定着率が悪いところは、こういう「馴れ合い体質」のあるところが多いと経験上感じています。

1年後の離職率が、20%を超えたら危険水域です。

やばそうな企業

社員の定着率が、極端に悪いところは、ブラックと言われても仕方がありません。
利益が上がっていても、有能な会社とは限らないのです。

「運がよくて儲かっている」
「強烈なコネで儲かっている」
「利権があるので儲かっている」

利益を上げている理由は、そんなところです。
幸運は、いつまでも続くわけではありません。

有能な社員を失い続けることや、利権構造の崩壊でそのような企業は消滅します。

企業体質は簡単には変わらない

自分が、勤めている会社が、「馴れ合い体質」の企業だったの場合

「企業体質は、簡単には変わりません」

唯一改善される可能性として経営者が変わりなれ合い人事が崩壊することです。

そんなのいつになるかわかりません。

そんな会社だったら 貴重な人生の無駄使いを止めて転職を考えましょう。

「会社愛」などという、前時代の「人をつなぎとめておく まやかし」は、通用しません。

企業より自分が大事です。

売り込み

この会社はダメだと思ったら、逃げ出すことを考えましょう。

会社の体質が変わるのを待っていたら、自分のもっとも活かせる旬な年齢を逃してしまします。

よりよい仕事を見つけるには、多くの手法を使いましょう。

自分から応募するのもよいですし、登録しておいて、自分に声をかけてくれるのを待つのも良い方法です。

どちらにしても一つではなく、多くの企業に自分を売り込むことにしましょう。

自分はこのサービスを使っていました。
IT関連でしたら転職がステップアップの最短コース

登録しておいて希望の求人やスカウトが来るのを待つという方法がよいでしょう。

まとめ

何社も会社を渡り歩いてきました。
実際に自分で経験してきた話なので「企業コンサルタント」と呼ばれる人の話には、絶対に出てきません。

人は、環境によって左右されます。

働きづらい環境や無能なリーダーのために我慢する必要はありません。

大事な時間を無駄にしないためにもいつでも転職できる状況をつくっておくというのは重要です。

積極的にキャリアアップを考えて行動することをおすすめします。

45歳以上の転職だったら相談してくれるサービスがあるので積極的に活用してください。

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