人には、持って生まれた才能というものがあります。
スポーツ、学業において 努力次第である程度の所に到達できますが、どうしても越えられない壁があります。
その壁を越えられる人は、持って生まれた資質と才能です。
仕事においても同じことが言えます。
どんなに努力しても越えられないことがあるのです。
今回のお話は
IT業界を志望する皆様にアドバイス 聖人君子では続けられないよ
と題して ITエンジニアとして成功する人について考えてみよう。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
男子高校生が成りたい職業
先日、当ブログで高校生男子の人気職業について記事を書きました。
1位は、公務員ということでしたが、2位にITエンジニアがランクインされていました。
詳しくは、👇に記事にしてありますので興味がありましたら読んでみてください。
この業界で長年仕事をしていますが、単なるお金儲けの手段としたら ほかにもっと効率の良い仕事があると思います。
心を病んでリタイアする人々
多くのエンジニアの人と仕事をしてきましたが、途中でリタイアして別の仕事をする人が多いです。
特に心に病を抱えてリタイアした場合、立ち直りに時間がかかるし、自分の知る限り、IT業界に復帰できた人はほとんどいませんでした。
原因は、いろいろあると思いますが主に3つだと思います。
- 納期というプレッシャー
- ミスをすると多大な損害が発生するという恐怖
- 人間関係
このうち、人間関係は、他の仕事でもよくあることですが、IT業界には、「変な人」失礼! 「変わった人」が多く、万が一上司が「変な人」になった場合、厳しい状態が続きます。
ITエンジニアは、仕事ができるかどうかでランク付けされるので「仕事が出来ない」とレッテルを貼られるとパワハラの対象になりやすい。
また、たいした技術力もない人が上司になった場合、できる部下からの圧力に負けてしまい心を病む人が多いのも事実です。
エンジニアとしての能力によるランク付けがもっとも激しい仕事です。
真面目な人ほど病みやすい
自分から見て気がついたことですが、
真面目な人ほど病みやすい
と思います。
とにかく、仕事に対してまじめ いや まじめは良いんですけど まじめ過ぎると心が痛みます。
ポチッとなで数百億
まじめに仕事を続けるといつか破綻を来します。
なにせシステムは、構築した人以上のことをやらないので ミス=大事故となります。
そのエンターキーで地球崩壊?はないですが、数億が吹っ飛ぶとかガチで出会います。
※自分は、金融系エンジニアだったのでなんどかこのような事象に出会いました。
こういうプレシャーに押しつぶされると心が病みます。
どんなに確認してもミスは起きる
どんなに確認しても ミスは起きます。
本人以外の事案でうまく動かないことも多いのです。
これに負ける人は、やっていけません。
自分は、けっこう「ポチッとな」と押してしまう方で 数回ぐらいしか大事故を起こしたことがないので 運が良いと思います。
こうした、運を持っているのもITエンジニアとして重要ではないかと思います。
人は、必ず失敗するし、人が作りしものは、失敗します。
失敗で落ち込むのではなく、どうやってリカバリーできるかというのが、腕の見せ所だと思います。
この切り替えができないと闇におちやすくなります。
成功する人
ITエンジニアで成功する人=長く続けられる人
- 楽天的でものごとは良い方向に進むと信じている人
- ギャンブルに強い人
- 運を味方に出来る人
- まじめ過ぎず ちゃらんぽらんな一面を持っている
- 休みの日にキーボードを触らない人
- 目先のロジックより完成形を思い描ける人
こんな感じです。
失敗する人
ITエンジニアで失敗する人=途中で挫折する人
- 何事にも真剣にやりすぎる人
- 完全主義者
- 失敗を引きずる人
- ギャンブルをやらない、苦手な人
- 休みの日でもキーボーをを触り続ける人
- 目先の数行にこだわり過ぎるひと
人間、まじめ過ぎると心を病みます。
少しバカな方がよい
ITエンジニアに向いている人は、少々社会性に合わなくても、気にせず、流されずに自分の意思をきちんと持っている人だと思います。
他の人から バカと言われようが、拘りをもっていいる人
まれに、天才的な人と遭遇しますが、「どっか ぶっとんでいる人」が多く「迷惑なやつが多い」気がします。
でも、仕事は、早く、確実で結果を残します。
生まれ持った才能ということでしょうか?
彼らには努力だけでは勝てません。
聖人君子では続けられない
IT関連の仕事は、絶対的な知識と経験、実績がものをいう世界なので、仕事に就いた当初は厳しいと思います。
まわりで何をやっているのかわからないし、勉強しても意味不明です。
克服するには,勉強しかないけど やり過ぎると心を病むことになります。
このバランスが重要でときには、羽目を外すことも重要です。
心を病んで退職して行った人の多くは、職場復帰できず業界から去って行きました。
極度の心の病で入院したり警察にお世話になった人もいました。
みんな まじめな人達で仕事も出来たのです。
職業的にITエンジニアだけでは無いと思いますが
聖人君子では生きていけません。
これからエンジニアを目指す人は覚えておいて欲しい。
勝負するときは、死ぬ気でやる
これまで何度か、ピンチに陥ったことがあります。
そのたびに運が良かったこともあるし、必死になったこともあります。
総じて思うことは
ここが勝負と言うときは、死ぬ気で結果を残し それ以外は、適当にやる
ということでしょうか?
人は、ここが勝負というところで結果を残せば 延々と評価されるものです。
ITエンジニア生活で何度かやってくる「勝負どころ」を逃さないようにしてください。
まとめ
自分は、新人の時に
「自分の給与分ぐらいは稼いでね」
とか パワハラのやられまくりでしたけど
先輩の書いたプログラムを持ちかえり 納得するまで解析したり、オペレーションに付いていって メモしまくったりして 認められるまで時間がかかりました。
※いまのようなパソコンが身近にない時代なので数十万行の印刷されたプログラムを持ち帰りました。
⇒ 業務規定に違反していると思うけど数十年前は、厳しくはなかった。
幸い、心の病はありませんでしたが、プレッシャーに負け、酒、○EXなどに走った時期もありましたが、なんとか 生き延びています。
他のメンバーにはできない分野で仕事をする限り 仕事はなくならないでしょう。
コメント